悪性リンパ腫 犬

悪性リンパ腫

ハルちゃん 犬 4歳 避妊済

犬の悪性リンパ腫

 ある週末、いつものトリミングに出した後、担当の方に、「首の下のリンパが腫れているようだから、病院へ行った方が良い」と言われました。常に体を触って健康状態を把握していたつもりなのですが、そこまでは気が付きませんでした。言われて触ってみると、明らかに腫れているのが分かりました。

ハル本人は、とても元気で食欲もあり、リンパの腫れ以外は全く普段と変わりありません。すぐに自宅に戻り、可能な限り本等で調べると、その腫れ方がリンパ腫の症状と全く同じでしたので、家族一同不安になり、インターネットで動物の癌の治療が出来るところを探し、「動物癌センター」を見つけ、翌朝早々に受診しました。

そのまま全身検査を受け、翌日にはリンパの組織生検(バイオプシー)を受けました。

1週間後に検査結果がでました。やはりリンパ腫でした。先生からの詳しい説明に、化学療法を受けていく事を決めました。自宅での治療も取り入れ、リンパ腫に対する療法食やサプリメントも始めました。

1回目の化学療法後、すぐに今までのリンパの腫れがウソのようになくなりました。

化学療法を開始してから2ヶ月たった現在、やや抜け毛があったり、便が少し柔らかめのことはあるものの、吐き気や食欲減退も見られず、特に大きな副作用は起きていません。散歩にも行きたがるし、以前と生活が大きく変わったりということはありません。もちろん身の回りのことに気をつけたりはしています。

目に見えてリンパの腫れがひいたので、嬉しい反面、時々不安になったりすることもありますが、定期的に血液検査や画像検査も受けて評価してもらって行くつもりです。まだまだ化学治療は続きますが、ハルも私達も頑張っていきます。