脾臓腫瘍(悪性間葉性腫瘍)・前立腺肥大症 犬

脾臓腫瘍(悪性間葉性腫瘍)・前立腺肥大症

茶々丸ちゃん 犬 ビーグル 8歳 ♂

脾臓腫瘍,悪性間葉性腫瘍

夏に食欲がなくなり、猛暑の日が続いた為、夏バテかと思っていました。「ちょっと診てもらおう」という軽い気持ちでかかりつけ病院に行きました。ところが、レントゲン検査を受けた所、脾臓に腫瘍が発見され、それも6×9cmと大きいものでした。さらに手術をするのが大変難しい部分であり、成功率も 100%ではないとの説明を受けました。しかし、そのままだと脾臓が破裂してしまうこともあり得るとの事で、帰宅するまで「どうしよう・・・」と頭の中は真っ白になっておりました。

その後、落ち着きを取り戻し、「これは、助けてもらう動物病院を探すしかない!」と思い直し、「人間に神の手の先生がいるのだから、きっと動物にもいるはずだ!!」と茶々丸を助けてもらえる動物病院を探そうと色々と調べました。

インターネットで調べて、「動物癌センター」の事を知り、先ずは電話で相談し、受診することにしました。

その日の夕方に到着し、迅速に検査を受け、直ちに手術に入り、翌朝には手術が完了して、その日のうちに退院する事が出来ました。このテキパキとした対応には驚かされました。

以前、他の犬で手術をした事があり、入院をした経験があったので、その日の退院にも驚きましたが、茶々丸にとっての一番安心できる場所が、家族と一緒にいられる自宅なので、即日退院は納得できました。

術後、3日位は痛いのか、落ち着けずに立ちつくし、ウロウロしていました。しかし、食欲だけはあったので、食事のコントロールをするのが大変なくらい食欲との戦いでした(笑)

茶々丸ノートを付けて、食事や排せつ、投薬の時間など忘れないようにしました。

組織検査の結果、悪性である事が判明しましたので、病院と家族とよく話し合い、「やれるだけのことはやろう!」と化学療法を開始する事にしました。副作用をとても心配しましたが、特にこれといった副作用もなく、ほっとしました。

コンディションが落ち着いたので、前々から気になっていた背中の腫瘍と、肢の腫瘍も手術でとってもらいました。

本当にこの「動物癌センター」と出会えて良かったです。 これからは、定期的な癌検診を受けて、茶々丸の健康を見守りたいと思っています。