左下顎アブセス(重度の化膿性好酸球性肉芽腫) 猫

左下顎アブセス

(重度の化膿性好酸球性肉芽腫)

レディちゃん 猫 雑種 推定10歳

左下顎アブセス,重度の化膿性好酸球性肉芽腫,猫,下顎切除,化学療法

レディはツイッターで北海道の保護猫として載っていた子です。とても人になついており、首輪もしていたので、元はどこかで飼われていた子だったのかもしれません。ツイッター仲間が連れてきてくれ、我が家の一員となりました。からだがとても小さいので、まだ子供かと思っていました。

レディが我が家の家族になってから半年経った頃、突然首がおたふく風邪みたいに腫れてきました。かかりつけ病院で診てもらうと、たぶん下顎が膿んでしまい、膿が溜まっているのでしょうとの事で、投薬治療を受けていましたが、なかなか良転せず、セカンドオピニオンとしてアニマルメディカルセンターで詳しく診てもらう事にしました。

詳しい全身検査と首の部分も組織検査を受け、結果として肉芽腫である事が判明しました。その結果を踏まえて、薬を調整しながら投薬治療を行い、かれこれもう1年が過ぎました。

初め投薬が困難であった為、スタッフの方に相談し、「毛球予防の投薬用おやつに混ぜて口に塗るとなめて食べてくれますよ」とアドバイスを頂き、アドバイス通り上手に投薬することが出来るようになりました。 現在は下顎の状態も良くなり、再発もなく、うまく病気のコントロールができています。

レディはとても性格の良い子なので、同居の猫ともうまく生活しています。保護してくれた北海道では、「幸せになった猫」として皆の期待(希望)の星となっています。