犬や猫など動物の癌専門動物病院 | 動物癌センターは、犬、猫、フェレット、うさぎ、ハムスター、亀、小鳥などの小動物の癌治療専門動物病院です。

検診時間

9:00AM〜1:00PM

休診日

火・水・木


癌と闘っています

犬の乳腺腫瘍(癌)治療例_動物癌センター

マンマルちゃん 犬 マルチーズ 8歳 ♀避妊済


化学療法が終わり、治療前のように毛も生え揃いました!

 ある日、体を触っていて、乳腺に3カ所米粒大状のしこりのようなものを見つけました。かかりつけ病院へ相談したところ、悪性かもしれないとの事で、とても心配になり、以前、他の犬でお世話になったアニマルメディカルセンターへ相談する事にしました。
 組織検査をお願いし、「動物手術センター」にてすぐに手術をして腫瘍を切除してもらいました。病理結果は、悪性でした。
 正直、化学療法の選択にはとても迷いました。年齢も8歳と微妙な歳でしたが、結果が悪性だとわかっているので・・・

 以前、家族に抗癌剤治療の経験があり、その副作用も心配でした。しかし、悪性のものを治療しなければ、いずれコンディションも悪くなり、胸水がたまったりして呼吸が苦しくなったりする事を考えると、本当に悩みました。しかし、コンディションをみながら化学療法を受けることも一つの方法と思い、治療を開始することにしました。
 副作用などが心配でしたが、治療中は、食欲も落ちませんでしたし、嘔吐もありませんでしたので、体の調子は良かった思います。ただその間、下の写真のように、全身の被毛が抜けてしまいましたが、(現在は、又、毛は生えています)本人はつらそうな様子はなかったので、化学療法を受けて良かったと思っています。


治療中のマンマルちゃん

 注射後は顔がタコのように真っ赤になったりしましたが、それもすぐに落ち着きました。
 家族皆の協力とスタッフの皆さんのご指導があったので、癌と闘うことができました。本当に皆に感謝です。 今後は、再発しないように、定期的に癌ドックを受けて、体の調子をみて行こうと思います。